家族信託の検討準備と自己診断チェックシート

Q

家族信託の検討のためにはどんな準備が必要ですか。

家族信託を検討するための初期段階において、信託の内容や信託制度利用の可能性を検討するために、最低限必要な情報には次のようなものがあります。

項目どういうものか例えば
家族構成相続等の問題を考える際に考慮するべき親族すべて家族構成表や家系図
信託したい資産または保有資産不動産であれば、所在地とそれぞれの「固定資産税評価額」がわかるもの

資産の一覧表
登記簿等

希望したいこと
実現したいこと

家族信託の活用で何を期待しているか

認知症対策
相続対策

財産を託す人は誰かその人に託したい理由 
相続や資産承継を考える際の不安、心配事どんなことが気になるか 

以上をあらかじめまとめておくことをお勧めしますが、もちろん相談しながら順次整理していく方法もあるでしょう。

●家族信託検討自己診断チェックシート

以下の設問に YES・NO でお答えください。なお、下記チェックシートはあくまで参考ですので、詳細は専門家にご相談ください。

〈家族信託で問題が解決するかのチェック〉
項 目回 答
二次相続以降の財産の承継先を決めておきたいYES・NO
相続の件で、家族には決してもめてほしくないYES・NO
老後の財産管理を家族に任せたいYES・NO
相続税対策を、時間をかけて行う必要があるYES・NO
既に共有名義もしくは将来共有になる可能性のある不動産があるYES・NO
所有する財産は自宅のみであるYES・NO
財産のほとんどは不動産であるYES・NO
財産の多くを自社株が占めるYES・NO
親子で離れて暮らしており、将来も同居は難しいYES・NO
将来は介護施設や老人ホームで暮らしたいYES・NO
財産の所有者が認知症等になるのが心配であるYES・NO
障がいのある子どもの将来を万全にしておきたいYES・NO

* 「YES」が1つでもあれば、家族信託検討の余地があります。

続いて次のチェックをお願いします。

〈家族信託の活用が難しいかのチェック〉
項 目回 答
財産を託せる家族がいる(任せてもよい人がいる)YES・NO
親子や兄弟間で相続や資産承継の話ができるYES・NO
相続や資産承継の内容は家族内でオープンにしてもよいYES・NO
自分の財産内容は、調べれば整理できるYES・NO
相続の問題で、残された家族に心配をかけたくないYES・NO

* 「NO」が1つでもあれば、家族信託の活用は適切でないかもしれません。

POINT
家族信託の組成にとって最も重要な情報は、「誰に託すか(受託者は誰か)」「何を託すか(信託財産は何か)」「どうしたいか(信託の目的は何か)」です。最終的にこれらが固まらないと、信託契約を具体的に進めることはできません。

参考:【財産を円満に管理・相続するために】基礎からわかる「家族信託」Q&A
   一般社団法人 家族信託普及協会
   企画・制作:清文社

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